SEO対策の基本的な手法をどこまで知っていますか?
まず、外部対策と内部対策があることは常識として知っておきましょう。
一昔前のSEO対策といえば、ほとんど外部対策でした。
適当なリンクサイトを大量に作成し、被リンク100個x万円!というSEO会社が乱立していたものです。
そのような状況だったためコンテンツの品質を被リンク数で測るのは難しいと、行われたのが有名な Google検索のパンダアップーデート。日本では2012年7月に更新されました。
それからSEO対策といえば内部対策に重点が置かれるようになりましたが、どちらの手法も外すことはできません。
それぞれの基本を確認していきましょう。
外部対策の基本
現在でも質の良い彼リンク(自然被リンク)はSEO対策として有効な手法です。
自然被リンクの獲得の方法は
- 内部リンク、アンカーリンク
- 自分で運営している信用のおけるサイトにリンクさせる
- 別なサイトやブログで紹介されそうな良い記事を書く
- 知人や友人に頼みサイト、またはSNSで拡散してもらう
※SNSのリンクは基本的に評価対象になりませんが、そこから有効な彼リンク獲得へ発展可能性は十分にあります。
質の悪い被リンクは評価が下がる原因にもなるので、貼られていないかどうかは定期的にツールで調べておきましょう。
おすすめのツールはakakurage.jp
質の悪い被リンクがあれば、否認をGoogleに知らせることができます。
Googleのサーチコンソール
内部対策の基本
良質なコンテンツを作ることは基本ですが、それだけでは検索エンジンに わかってもらえないのが現状です。
以下の手法は全て実施しておきましょう。
headタグ内の記述
headタグはクルーラーが一番最初に読み込む場所なので、「このページはどういうページか」と説明する役割を持っています。
また、検索結果に表示されるのもheadタグ内の”title”と”description”になるので、クリックを獲得するために内容はよく吟味しましょう。
具体的には
- ページタイトルは32文字以内に対策キーワードを盛り込む
- descriptionキーワードを含めつつ、クリックしたくなる魅力的な文章を書く
この2点は必ず抑えておきたいポイントです。
見出しタグを使う
見出しタグ(h1~h6)は、このページの中で重要な部分を示すことができます。
数字が低いほどレベルが高く、タイトルの次に重要視されるので、ここにもキーワードを含ませておきましょう。
見出しタグ レベルの高さ
h1 > h2 > h3 > h4 > h5 > h6
検索エンジンのクローラーも見出しタグを手掛かりにページの内容を読み込みます。
どのタグも使用数に限りはありませんが、あまりにもh1タグが多すぎると不自然になるので、慎重にタグを設定していきましょう。
SEO対策を意識した文章作成
文章の中にキーワードがどれ程入っているかどうかは、今ではあまりSEO対策に効果がないと言われています。
しかし、サイトにアクセスした人が長く滞在したかどうかは評価に影響を与えるため、文章には工夫が必要です。
- 冒頭部分は人をひきつけるように書く
- アイキャッチ画像を置く
- 見出しと小見出しを使い読みやすさを意識する
これだけでも、見る人へ与える印象は格段にアップします。
その他基本的な手法
他にも沢山の手法があります。
- robots.txtファイルを設定
- ナビゲーションを追加(メニュー、パンくずリストの利用)
- 全画像のaltタグを記述
これらは全て基本的な手法ですが、とても簡単なのですぐに対策しましょう。
ツールを使って最終確認を行う
Googleウェブマスターツールにはトラブルシューティングという機能があり、SEO対策にとって問題になりそうな箇所を教えてくれます。。
ここで出たものは全て解決させておきましょう。
Googleウェブマスターツール
まとめ
今回説明した手法は、全てSEOの《あいうえおのあ》といってもいいほど基本になるものです。
サイト内の基本構造につながる部分もありますので、制作を始める時から意識していきましょう。
どれもせっかく対策をするのですから、紹介したツールを使ってリスクヘッジも忘れずに行って下さい。
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